愛、真実、勇気の公理からはなれ、徳とは何かを見つめたときに見出される、孤高あるいは謙譲を象徴する町。
公理を外からとりまく徳で「与えられた価値観によらず、持って生まれた価値を見抜くことで、人のありかたを知る心」である。
だが、公理よらぬ徳が故か、孤高は傲慢と化し、悪霊や背徳の悪魔バーチューベインを呼び寄せ、、、
町は消滅した。
徳に篤いソーサリアの人々は団結する。
背徳の僕を撃退せんと。
だがその代償は大きく、瓦礫と更地と化したマジンシアに人々は呆然と立ちすくんだ。
「我々は戦うべきではなかった。・・・愛し合うべきだった。勝利か・・・クソでも食らえ!」
そう言って武器を投げ捨てた若者の姿に、私たちはあるべき徳の姿を見ることができた。
ガミラスはドメルは、デスラーは、孤高の戦士たちだったんだ。くだらない改変するんじゃねぇ!
・・・悲しみから立ち上がり、謙虚なる心で悪魔と対峙した時、魔性の力は衰える。
対峙した者に勇気が溢れつもなお畏れ、愛に満つもなお敬い、真実を極めつも真心をつくし・・・以って謙譲となす。
かくて、ソーサリアの、いや徳のかつて無い危機は去った。
再建された町は謙譲の徳を象徴する。
常に、徳を見つめ続け精進しなければ、今度は卑屈さが町を滅ぼすだろう。
「究極の知恵の写本」探索の際、アバタールを助けたカテリーナの出身地でもあり、羊飼いの町でもある。
・・・あいかわらず、羊は秘密の場所で飼っているらしい。
Moongate