大麦の樽を取り返してきたってのに何故か不機嫌なFlintである。
こちらも報酬が不満で不機嫌である。抗議しようとすると、いきなり話しだした。
[依頼](クエストチェイン)
アンダーワールドを探索してフリントの帳簿[Flint's Logbook]を持ち帰り、報酬を受け取れ
-----
お前さんは、俺の身にどんな厄災が降りかかったか想像することさえできないだろうね。
樽が戻ってきた、と思ったら、あのゴブリンどもめ、今度は俺の帳簿を盗んでいきやがったんだ!
帳簿もなしに、どうやってこの補充品を管理しろってんだ?
もっちろん、あの役立たずのガードどもは今回も全く何も見てないのさ!
前にこの親父に幸福をもたらしたお前さんなら、俺の頼みを聞いてくれるだろ?
もし帳簿を取り戻してくれたら、俺の特製ビールを樽一つ分やるぜ。
アホか。
お前の厄災など知ったことか。
何がビール一樽か!と断ると、、、
必要なときに必要なのは友なんだがな!
まあ仕方ない、今日はこれ以外にも落ち込むことが一杯あったしな。
これが最後なわけでもないし。
なんか、可哀想になってきたような気もしないこともない。
と、ココで一つ思い出した。
さっき、大麦の樽を見つける前、帳簿を見つけていたような?
バックの中に入ってる。
喜ばせてやるのも面白くない。
せいぜい高飛車に「帳簿探索してやろうw」と申し出た。
微妙な礼を言われたw
返す刀で、わざと帳簿を隠したまま、肩を落とすフリントに話しかけると、振り向きざま興奮して、、、
このフリントの帳簿を見つけたって?
はやく見せてくれよおい!
あ、すまん。
あんたがすぐに持ち帰ってきてくれるものだと思ってたからつい...さ、引き続きたのむぜ。
とかw
よほどテンパっているのかwww
今の今で見つけたと思える、幸せな思考回路であることは少し羨ましい。
隠し持った帳簿を取り出し、その角で小突いてやった。
このフリントの帳簿を持ち帰ってくれたって?
見せろ、見せるんだ!
なんてこったい!
あの野郎どもめ、ページも角もひん曲がってるじゃないか!
どうしてくれる!
ああ、これはアンタが心配することじゃないな。
約束通り特製ビールを一樽やるぜ。
この樽は俺が考案した特別製だ。
前にアンタにやったビンがあるだろ、この樽からあのビンに注げるんだ。
俺のビールは強すぎて普通のビンじゃ無理だからな。
もちろん、アンタはこのフリント親父の言葉を守って、ちゃーんとあのビンを持ってるよな
なんてぇ、幸せ回路だろう。
実に羨ましい奴である。
まあ、もう関わることもあるまい。
せいぜい盗まれないように気をつけるんだな。