かくかくしかじかエコカーまで読んだ・・・とまぁ、そういうわけだ。
[依頼]
まぁ。と言う事は、この指輪を見つけてくれたのは街のその方なのですね?
・・・・・・少し待っていただけるかしら。
さぁこれを、その方に届けてくださいますね?
せめてものお礼です。
いやだ、自分でやれ
ふむ、そうですか。わかりました。
ではその方の名前を教えてくださるかしら?
ナに聞いてんだか、、、「Evanだ」と言おうとして気がついた。
そこから出られないのか・・・仕方ないね。
この指輪を拾った方に、その手紙を届けてくださいますかしら?
へいへい、やりますよ。
ちょっと御高くとまった婦人かと思いきやちゃんと手紙を書くとは、第一印象とはあてにならんね。
少なくとも礼を言う度量はあるわけだ。
手紙を書くのに少し時間かかかったが、どうってことは無い。
しばらく待って、手紙を受け取りEvanに届けた。
礼金でも入っているんだろう、少し膨れている。
もちろん、正直な人間を騙くらかす気など毛頭無い。
そのまま届ける。
ん、なんだいこれは?
あっしに?
小袋が挟まってるな・・・・・・。
ふむ・・・このイヤリングはあんた様にだそうな。で・・・・・・。
ほぉ、あっしにお屋敷での仕事をくださるってよ!
こりゃまたびっくりだね!
あんた様もありがとよ!
イヤリングはありがたくもらっておく、のも何か嫌な気分だが・・・
チラッとのぞいたその手紙・・・あんた、、、それでいいのか?
「見つけてくれたことを、ありがたく思います。
自ら届けず、まずまずの者に届けさせたのも賢明と言えます。
彼の者に同封のイヤリングをお渡しなさい。
妾ほどの高貴な者から下賜されたと言う事を喜ぶでしょう。
ですが、此度の件、ああ、なんて恐ろしい!
あのリングに、どこの馬の骨とも知れない下賎の者が触れるなど!
あってはならない事です。
夫のくれた大切なリングと言えども虫唾が走る思いです。
よろしいですか?あなたは妾、Reginaの厩番の者にお仕えなさい。
如何なる下賎の者か知りませんが、妾の持ち物に触れる事が適うだけの人物に仕立てて差し上げます。
妾の屋敷にて仕える事を許します。仕えながら教育を受ける事が出来ましょう。
妾の持ち物に触れても遜色ない人物になり得て、この無礼を許す事といたします。」
・・・ある意味、正直な貴族さんだ。。。