おい、お前、そのへんテコな帽子の!
こっちへ来い。
・・・どうもエルフというのは口が悪い。
こんなにもカッコイイ熊マスクを見てへんテコな帽子とかw
センス悪いなぁ、、、とか思いつつ、思わずそこに立ち尽くしていたのが悪かった。
興味を持たれたとか思われたか、なんでか仕事の依頼をしだした。
[依頼]
ハーピーを10体倒してきてくれないかな?
あんたには強すぎる相手かもしれないけど・・・・・・。
無理かな?
呼び止めた言葉と、依頼の言葉の丁寧さに妙な差を感じるうえに、
最後の無理かな?って見下す感じをのせてくる様な違うような。
もしかして、ヒューマン語に慣れてないだけの外人さんなボキャブラリーゆえの言葉遣いなんだろうか?
「強すぎる相手云々」とかって、気遣いの言葉?
などと考えていて返事をしないでいたら、ハーピー退治できるほど強くないので困っているとか思ったのか、、、
はっはっはっ!
やっぱりね!
って、なんか早とちりしてる。
困っているならハーピーなんかサクッと殺ってきてやりますがね。
変な違和感を感じながら引き受けたわけで、、、
そういえば、ハーピーの多く棲息するところって色々あるケド何処のを退治すればいいんだろう?
そう思って、確認しようと戻ると、、、
まだまだだね。
さあ、続きを頼んだよ!
こっちの意図を汲んでくれない所を見ると、言葉の壁が高いのか。
エルフが帰還してまだそんなに経ってないし、ようやく覚えかけたってところか。
まあいいや、ハーピーと言えばコブトスのハーピーの巣だけど、ちょっと狭いしなぁ。
暗いし、釣鐘割っちゃいそうだ。。。
そういえば、イルシェナーの霊性エリアだったか、ブラッドダンジョンの北でハーピーが繁殖してるって噂があったっけ。
信じるか信じないかは、あなた次第です。ってなもんだけど、狭い所行くよりマシだ。
イルシェナーの霊性エリアは妖精の舞う美しい森の地域。
とても心休まる場所だけど、その東にはブラッドやら
時に天使や麒麟が邪悪なるものへの鉄槌を下していたりする割と剣呑な場所でもあったりする。
この東のハズレ辺りにハーピーの巣があるはずだ。
イルシェナーは、ブリタニアの交流を阻む岩壁の結界に囲まれた場所だが、
霊性エリアの東にそびえ立つその岩壁に少し登れる隧道が口を開いていた。
奥からハーピーの声が聞こえている。
まちがいない。
すごいぞ!ハーピー繁殖場は本当にあったんだw
ま、相手はハーピーである。
EVを放ちしばし待つ。
しばし待つ。
・・・
すると、空耳だろうか?
チャイムが聞こえたような気がして
クエストの内容を達成しました!
忘れずに報酬を受け取ってください。
とかなんとか促されたような気がするので戻ると、
こういう場合、なんと言っていいのかわからない様子で報酬を無言で渡してくれたw