ねえ、仕事を探してない?
ハートウッドでそう話しかけられた。
仕事を探しているわけじゃなかったけど、なんか顔色が悪かったので切実な話なのかと聞いて見ることにした。
[依頼]
モンバットのことを、どれだけ知ってる?
知ってるつもりでも、あんたが知らない事を私は知ってる。
モンバットには2種類あるんだ。
強いのと弱いのがね。
どっちにしろ、厄介な連中だけどね。
10匹の弱いの[mongbats]と4匹の強いの[greater mongbat]を退治してくれたら、
心からの謝礼を出すよ。
と言うことはだ、私はあんたの知らないことを知っているらしい。
グレーターってのはな、あんな甘いもんじゃないんだ。
昔、地下10階に及ぶダンジョンに潜った時の事だ。
地下9階、エレベータから降りて直ぐで直面したグレーターデーモンの恐ろしさを知ってるか?
レベルは下がるが絶対に効く魔法を唱えて確実に黙らせるか、唱えられるだけのMontinoを唱え運を天に任せるか、一瞬の判断が生死を分けたんだ。
Garb of LORDSやMURAMASA!は、その恐怖の先に得られる貴重な・・・って、ここはロバート&アンドリューでは無く、リチャードだったか。か。
モンバットなどというものは弱いのも強いのもほぼ一撃で倒せるんだ。
グレーター?へそで茶~が沸かせるわw
たいした違いはない。そんなくだらんことで青い顔すんな!と、言うと...
そうかい。
でも、何かの拍子で気が変わったら、いつでも来てくれよな。
・・・言い方が悪かった、強く言い過ぎた。
どうも、脅えさせてしまったか。
精一杯の作り笑いでスゴスゴと引き下がって行く彼の後ろ姿に哀愁を感じる・・・
つーか罪悪感を煽ってんだろ。
仕方ない、ヤッてやるよ。
モンバットだろ?何匹だっけ?引き受けたは良いが、依頼内容忘れるマヌケさ大爆発orz
んで、尋ね返すと、、、
まだまだだね。
さあ、続きを頼んだよ!
なかなかに不親切である。
だいたいエルフはとっつきにくい。
美しい見た目に騙されて甘い顔をすると浸けこんでくる。
まるで、ツツモ・・・でなく、ヤラズブッタ・・・いやいや、そんな目にあったことは一度もないゾ。
人から聞いた話だ。・・・そんな目で見んな!
とりあえず、普通の10匹で強いの4匹は理解した。
普通のはムーングロウ島にでもいけば、直ぐに狩れる。
強いの・・・いつもは鬱陶しいぐらいにしか見てなかったからドコにいたっけ?なもんである。
これは困った。
・・・そうだ、イルシェナーの正義エリアにいた・・・かな?
不確かな記憶ではあったが、とりあえず飛んでみるとビンゴ!
インプやリーパーがウザイが、ウザいだけの雑魚である♪
サクサクサクっと強いやつを狩る事ができたわけだが、ウザい連中を避けて北の入江に迷い込んだのが悪かった。
時々ジプシーキャンプのくるココは、ジプシー連中がいない時に占拠する水エレの巣となっている。
運の悪いことに金色のやつが・・・
油断してたこともあって、撤退せざるを得なかった。
うう、後一匹・・・
ブリタニアの森を回れば、多分いると思うが面倒くさい。
しかし!伊達に長くやってないw
一つの可能性を思いついた。
Abyssだ。
たしか、Greater Mongbatが第一段階達成エリア湧きにいたはずだ!
幸いヤマトには、LunaにAbyssへのハウステレポータを開放してくれている方がいる。
達成エリアからも近い♪
LunaからAbyssへ
グルっと回って、達成エリアへ出ると、インプもいるけどグレーターモンバットも沢山!
最初からここに来ればよかった・・・いや、湧きが進んでたら目も当てられないか。
まあ、せいぜいPit Fiendとかだから死ぬことはないと思うけど・・・
狩りを終えてハートウッドに帰ると、遠回りしたことを見透かしたかのように、皮肉な笑みとともに静かに報酬を渡された・・・なんか、、、なんか・・・